Shared operators(共通の演算子)
概要
これらの演算子は、すべてのデータ型で共通して使用されます。
注意
「is」または「is not」演算子でカスタム値が使用される場合、Bubbleはその「型」をできる限り一致させようとします。
たとえば、動的式 MyNumber Input’s Value is “6” の場合、Inputが「数値型(Number)」であるため、Bubbleは「6」を数値として扱います。
もしこのInputの型を「テキスト型(Text)」に変更し、前述の動的式を変えなかった場合、Issue Checker(エラー検出)では欠落値として判定される可能性があります。
… is …
これは、2つのエントリが等しいかどうかを確認します。
等しい場合、「yes」が返されます。
… is not …
これは、2つのエントリが等しくないかどうかを確認します。
等しくない場合、「yes」が返されます。
… <> …
これは、検索制約(search constraint)において、2つのエントリが等しいかどうかを確認します。
… is empty
これは、エントリが空(つまり内容がない)かどうかを確認します。
… is not empty
これは、エントリが空でない(つまり内容がある)かどうかを確認します。
:formatted as JSON-safe
この演算子は、テキスト文字列・日付・Yes/No値、またはテキストのリストをJSONで許容される形式にサニタイズ(安全化)します。
これは、行区切り・ダブルクオーテーション・タブなど、JSONの整形式を壊す文字に「\」(バックスラッシュ)を追加してエスケープすることによって行われます。
技術的なユーザー向けに説明すると、バックエンドで JSON.stringify() メソッドを使用しています。
- テキストに使用した場合:
そのテキストを引用符で囲み、中の破壊的文字をエスケープします。 - Yes/No値に使用した場合:
値をtrueまたはfalseに変換します(多くの外部サービスは yes/no ではなく true/false のみを認識するため)。 - テキストリストに使用した場合:
各テキスト項目を引用符で囲み、破壊的文字をエスケープします。 - 日付に使用した場合:
入力された日付を「myDate:formatted_as ISO simplified, UTC」と同等の形式に変換します。
例:Jun 17, 2021 12:34 pm →"2021-06-17T10:35:22.941Z"
注意
この方法は、テキスト文字列・日付・Yes/No値・テキストリストのサニタイズにのみ適しています。
マルチライン入力や:formatted as textエディタ内で部分的または完全なJSONオブジェクトを構築する用途には対応していません。
この演算子はキー・バリューペアのダブルクオーテーション(”)もエスケープしてしまうためです。
もし整形済みのマルチライン入力をAPI呼び出しのキー値として渡したい場合は、Find & Replace ( \ → \ ) を使用して改行をエスケープすることを検討してください。