Element events(要素イベント)
概要
ページ上の要素をユーザーが操作したときに発生するイベントです。
An element is clicked(要素がクリックされた時)
このイベントは、ユーザーが要素をクリックしたときにトリガーされます。
テキスト、ボタン、画像、アイコンなど、ほとんどの視覚的要素で使用可能です。
An input’s value is changed(入力要素の値が変わった時)
このイベントは、入力要素の値が変わるときに発生します。
テキスト入力の場合、ユーザーが入力後にフォーカスを外したときに発動します。
A map’s marker is clicked(マップのマーカーがクリックされた時)
このイベントは、ユーザーがマップのマーカーをクリックしたときにトリガーされます。
“このマップの現在のマーカー (this map’s current marker)” は、ユーザーがクリックしたマーカーを指します。
A popup is opened(ポップアップが開かれたとき)
このイベントは、ポップアップが開かれたときに発生します。次のいずれかの場合です:
- Show an element/Toggle an element のアクションによって開く
- Animate an element アクションが要素の表示状態を “表示” にする終わり方をする
A popup is closed(ポップアップが閉じられたとき)
このイベントは、ポップアップが閉じられたときに発生します。次のいずれかの場合です:
- Hide an element/Toggle an element のアクションで閉じる
- Animate an element アクションが要素の表示状態を “非表示” にする終わり方をする
- ユーザーが「Esc」キーを押したとき
タイミングに関する注意
ポップアップは “Hide this element” アクションが実行される時点、またはユーザーが Esc キーを押す時点で「閉じた」とみなされます。しかしポップアップはデフォルトでフェードアウトするため、ユーザーに完全に非表示になる前にアクションが走る可能性があります。
このような状況(ワークフローの結果が画面に見えてしまうなど)を避けたい場合は、ポップアップが完全に非表示になるまで約 0.5 秒くらい遅らせてワークフローを実行するために、カスタムイベント (custom event) をスケジュールするのが有効です。
An element has an error running a workflow(指定した要素によって起動されたワークフローでエラーが発生したとき)
このイベントは、指定した要素によって起動されたワークフローでエラーが発生したときにトリガーされます。たとえばログイン失敗など予期されるエラー、またオフライン等でサーバーと通信できないことなどの予期しないエラーも含まれます。
このイベントは、An unhandled error occurs より優先されます。つまり、両方が発生しうる状況では、まず Element has an error running a workflow が実行されます。
Element(要素)
この設定では Bubble がどの要素を監視するかを指定します。たとえばボタンにこのイベントを配置すれば、そのボタンから起動されたワークフロー内で起きたエラーが捕捉されます。
Identifying the error code(エラーコードの特定)
Bubble 内の各エラーには一意のコードがあります。特定のエラーに反応するワークフローを設定したい場合、次の手順で指定可能です:
- データソース Current workflow error’s code を使う
- 全エラーコードの一覧は Settings → Language の言語テキストの最下部で確認できます
- エラーコードは静的(変わら変更されない)です
Returning the error message(エラーメッセージを取得する)
エラーメッセージは、Bubble が通常ユーザーに表示するものを取得できます。コードと組み合わせたり、条件で特定のエラーを識別したりできます。
- データソース Current workflow error’s message を使う
- 全メッセージ一覧は Settings → Language の言語テキスト末尾で確認およびカスタマイズ可能
- メッセージは動的(変わる可能性あり)