Search(検索)
概要
これは Do a search for データソースを使って検索を行う際の、検索オプションおよび演算子の説明です。
Ignore empty constraints(空の条件を無視)
このチェックボックスをオンにすると、値が null と評価される条件は無視されます。
つまり、ある条件が null になる場合、検索結果には すべてのアイテムが返されます。
チェックを外した場合は、フィールドの値が実際に null のアイテムだけが返されます。
※この挙動は Advanced filter(高度なフィルタ)には適用されません。
Type(タイプ)
検索したい「Thing の種類」を選択します。
Constraints(条件)
この検索に適用する条件を入力します。
Bubble データベースではインデックスの都合上、テキストマッチは先頭 256 文字までに制限されています。
256 文字以上のテキストでマッチさせたい場合は、検索後に filtered: を使い、このオブジェクトの<フィールド> = <検索条件>
といった 高度なフィルタを追加してください。
高度なフィルタを使う理由は、Bubble が DB から全件ロードした後に全文一致検索を行うため、256 文字制限の影響を受けないからです。
Sorting field(並び替えフィールド)
リストを並び替えるためのフィールドを選択します。
注意
Repeating group の並び替えを変更すると、“Current cell” に依存していたすべての表示内容が即座に更新されます。
たとえばポップアップが「Current cell’s Thing」を表示していた場合、並び替え後は 別のセルを指すため表示内容が変わる可能性があります。
Change which field…(並び替えフィールドを動的に変更)
ユーザー操作などで 並び替え基準を動的に変えたい場合に選択します。
選択するとフィールド入力欄が現れ、そこで指定したフィールド名を使って並び替えます。
存在しないフィールド名を指定するとエラーになります。
Random sorting(ランダム並び)
検索結果をランダム順にします。
ユーザーごと、またページのリフレッシュごとに結果が変わります。
ただし、ページをリフレッシュしないままワークフローを再実行しても同じ順序になります。
Unsorted(並び替えしない)
並び替えを適用せずに結果を返します。
特に text contains 演算子を使う際、大規模 DB ではパフォーマンス向上に役立ちます。
※エディタのデータベースカスタムビューでは利用できますが、ランモードの全オペレーターではまだ提供されていません。
Dynamic field name(動的フィールド名)
ユーザーに並び替え基準を選ばせたい場合、そのフィールド名を返す式を定義します。
例:
この式が 'Created Date' など、実際のフィールド名を返すようにします。
Distance from(基準地点からの距離)
位置情報フィールドで並び替える場合、
どの地点を基準に距離を計算するかを指定します。
例:現在地、任意の住所など。
Descending(降順)
降順(yes)/昇順(no)を選択します。
yes/no を返す動的な式にもできます(チェックボックスなど)。
Adding additional sorting rules(追加の並び替え条件)
複数の並び替えルールが必要な場合、
ボタンを押してフィールドと昇順/降順を追加します。
設定した順序でルールが適用されます。
Any field(任意のフィールド検索)
指定したタイプの 全フィールドを対象に検索します。
例:John という名前が first name または last name に含まれるエントリを検索。
Advanced(高度な検索)
より複雑な検索を行います。
例:
「作成者のメールドメインが yahoo.com のアパートを探す」
→ This apartment's creator's email:extract domain is 'yahoo.com'
ただしこれは 検索やリスト取得後にクライアント側で実行されるため、
通常の検索条件より パフォーマンスは低くなります。